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空色ノート

六甲山の白狐さん

前回の『百鬼夜行体験談』の記事にコメントを下さったALOHAさんの大変興味深く、摩訶不思議な「白狐遭遇体験談」を勝手に(失礼!m(_ _)m)ご紹介したいと思います。
・・・そう言えば、3年前に99歳で亡くなった母方の祖母は秋田出身なのですが、昔は大人も子どももよく狐や狸に騙されたものだということを話していましたね。祖母のそんな話を私は「はいはい(笑)」って感じで聞いていたし、ボケてきちゃったかな~?なんて思ってたのですが、祖母は冗談を言う人ではなく(言えるような心の余裕を持っていない人だった)、本当に真剣な表情で狐や狸に騙された話をしていたので、段々本当なのかも知れないなと思うようになってきました。確か道に迷わされて同じところをグルグル回って家に帰れないとかって話でしたね。霊能者?お坊さん?みたいな人のところに相談に行ったとかなんとかそんなようなことも話してたかな?他にも何か話してたけど、忘れちゃいましたorz
今思えば、もっとちゃんと聞いておけば良かったなぁと後悔しています^_^;
狐、狸と言っていたけれど、正確には低層アストラルに住む狐霊、狸霊のことではないでしょうかね?あ、動物に憑依しているってこともあるでしょうね。

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~ALOHAさんが遭遇した「六甲山の白狐さん」のお話~


こんにちは 
不思議なお話。楽しいですね〜。

私は昨年、神戸の六甲山で白昼、白狐さんに遭遇しました。
美しい女性で、真っ白のハイカーの服を着ていましたが、見た瞬間、なぜがすぐに白狐さんと分かりました。
その白狐さんに化けた女性は今まで見たことがないほど美しい女性で、光り輝いていました。
あえて気づかないふりをしてたのですが、あちらから話しかけられ、道を聞かれました。

「極楽茶屋に行きたいのですが・・、今は営業してないみたいで・・」
極楽?今は営業してない?なぜそんなところに行きたいのか?・・と思いながら何度も言うので
地図を見せて説明しました。すると
「やはり・・今日はやめておきます・・。」と少し微笑んで、飛び跳ねるように山に消えていってしまいました。

極楽に行きたいけれども、行けないということだったのでしょうか。単にからかわれただけなのでしょうか。
不思議なことがあるものだな、と思いながら家に帰って、六甲山の地図を眺めていました。
すると、白狐さんの消えていった先は「有馬稲荷神社」だということが分かりました。
六甲山は不思議な山だと聞きますが、本当のようです。



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ALOHAさんのお話を機に、いつもお世話になっているエニグマまとめサイトさんで狐関連の体験談を探してみたのですが、結構ありましたね。気になったの7つほど、長文もありますが掲載します↓



不可解・不思議体験まとめサイト【エニグマ】』より



『狐』

224 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/02/10(金) 19:45:23 ID:RES6ut/C0
母方の実家が四国で、夏と冬に必ず半月ほど帰省してた。
そこで幾つか不思議な体験をしたよ。
10歳くらいの時、今は亡き祖父と二人で家の裏に山に行った帰りのこと。
いつもは日が暮れる前に山を降りるんだけど、
その日は何かで時間を取られて、降りる頃にはだいぶ暗くなってた。
祖父に手をひかれて歩いていると、山の中腹に古い神社があって、
そこに続く長い石階段に赤い着物を着た女の人がいた。
周りは薄暗いのに、その人だけ白く浮き出てる感じだった。
なんやあの人?と思った瞬間、女の人が両足をそろえたままジャンプして
ポーンポーンと弾むように階段を上がっていった。
その動きが明らかに人間離れしてたので、怖くなって祖父に聞こうとしたら、
「見んな」と言われたので、目を瞑って祖父にしがみつきながら帰った。
家に着いて「何やったん?」と聞いたら「狐よ。時々出よる」と言ってた。それとは別に、幼稚園に入る前祖父の家で暮らしたことがあったんだけど
夜中によく「小さい鬼がいる」と泣いてたらしい。
祖父曰く、母も小さい頃に同じ事を言ってよく泣いたらしい。



『キツネ(2) 』

822 :自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/31(日) 12:54:44 ID:OmnuAJZk0
小学生の頃、キツネを見つけた。
キツネなんて身近にいると思わなかったから嬉しくて林の中までホイホイついていった。
林は鬱蒼としており、途中滑って靴片方無くした。すると開けたところに出てそこに神社みたいなカラフルな建物があり、
キツネが「お腹すいてない?」みたいなこと訊いていてきた。
俺が「お腹すいた!」と言ったら、キツネはおにぎりくれたから食べ、おかわりもした。

きつねが喋ってる時点でおかしいことに気付けって話だけどその時は気付かなかった。
おにぎり食べたら急に眠くなり、神社の畳の部屋で横になって昼寝した。

目覚めたら家の裏庭の地べたに寝ており、服が泥だらけで靴も片方しかなかった。
現実だったのか夢だったのかわからない状態で家に入ったら、
「アンタが昼ごはんに帰ってこなかったから警察に電話するところだった」と
母親に怒られてる最中にゲロ吐いてしまった。

吐瀉物には食った覚えのない変なきのこがいっぱいだった。




『狐様と山神様』

427 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/10/08(木) 10:43:30 ID:hi+KGTx5O
携帯から書き込みます
読みにくいと思いますが御了承下さい今から10年前の中学1年生の時の話です。秋田県に住む婆ちゃんに会いに
独りで東京から電車で向かいました
秋田県の駅名は覚えてないんですが
駅に着くと親戚の叔父が車で迎えに来てくれて
そこから2時間くらいかな?
山をいくつも越え婆ちゃんの住む家に到着
当時80歳の婆ちゃんにしては元気で腰も曲がっておらず
薪を斧のようなものでバシバシ割っていた記憶がハッキリとしています。

婆ちゃん久し振りですと挨拶すると
大きくなったな~と頭ナデナデされ
家に荷物を置き
婆ちゃんがオニギリを出してくれた
食べようと手を伸ばすと
待ちなさい、まだ狐様と山神様が来てないからね、と言われ
婆ちゃんボケたな~と思いつつしばらく正座で待たされた
ここから目を疑う光景が
玄関に狐と蛇が来たんだ
え?と思いつつ狐が卓袱台のオニギリを1つパクッと食べた
山神さんにオニギリ渡しなさいと言われて
オニギリを玄関にいる蛇の前に置いた
(滅茶苦茶ビビりながら)
蛇は食べずにオニギリの周りを一周して
いなくなった
な、なんなんだ?おっかね~と思いながら婆ちゃんは当たり前な顔して
おあが

428 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/10/08(木) 10:57:11 ID:hi+KGTx5O
すみません途中で文章切れてしまいましたおあがんなさいと言われて
腹一杯オニギリを食いました
食休みして遊びに行こうとしたら
婆ちゃんに言われた注意事項!山で暗くまで遊んで迷ったら
葉っぱを一枚食べて一番大きな木の下にいなさい!
川で遊ぶなら石を投げたりしないこと
深い所には行かないこと!
夕方過ぎに道狐様に会ったらきちんと頭下げること!

面倒だな~と思いながら近所の川に遊びに行った
水が綺麗で川の流れをぼけーっと眺めてたら
反対岸に狐が2匹いた!
面倒くさいけど婆ちゃんに言われた通りに頭を下げた
次の瞬間から記憶がない
次の記憶が何故か家の前にいて竹細工のバックを持っていて
そのバックには桑の実があり得ないくらい入っていた!

怖くなって婆ちゃんを呼ぶと
頭ナデナデしながら狐様が下さったと
次の日からお化けや妖怪を信じるようになった。

ちなみに竹細工のバックは婆ちゃんが亡くなるまで大切に婆ちゃんが使ってた




『かくれんぼ』

226 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/25(水) 19:00:40.20 ID:l+s5rcaX0.net
十年くらい前、俺は田舎も田舎、家が山に囲まれてるようなところに住んでたんだ。
山の頂上付近に俺んちが所有してる畑があって、別に農家とかじゃなくて自分ちで食べる分だけ作るみたいなちっちゃい畑な。
盆地だったんだけど、ちょっと脇道に入ると林の中とか山道(もはや獣道)につながってたんだ。
もちろんコンビニなんてなかったし、遊び場といえば近所の寺の境内か近所の神社周辺の森?林?だった。
当時から幽霊の存在とかそういう非科学的なことは信じてたけど、一切見たこととか感じたことはなかった。
いわゆる零感だな。
家から100メートルも離れてないところに墓があったけど、小さい頃はそういうところで弟たちとかくれんぼとかして、
遊び場にしてた。
成仏されたやつなんだからどうせ出ないとか思ってたからな。
で、神社にもよく遊びに行ってたんだが、小学校から帰って来て、弟と一緒に神社周辺の森の中に遊びに行ったときだった。
森の中には俺たちが遊んでできた道とも呼べないような獣道ができてたんだが、ご神木がいくつかあって、主にそれを目印に森の中を歩いてた。
鬼ごっことかかくれんぼとかを弟2人と遊んでたんだけど、かくれんぼで俺が鬼になってゆっくり10数えたとき、
それまで聞こえてた、風で木葉が擦れる音とか、鳥の鳴き声とか虫の声がピタッと止まったんだ。
「何か変だ」と思いながらも、隠れた弟を見つけるために、弟の名前を叫んだ。
かくれんぼなんだから呼んでも返事なんてするわけないんだけど、そのときは音が止んだことが不安で不安でそうしたんだと思う。
で、弟がいつも隠れていそうなところを探すんだけど、いつもは結構簡単に見つかるのに、なかなか見つからない。
どっちも見つからないなんてことは今までなかった。

227 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/25(水) 19:01:41.77 ID:l+s5rcaX0.net
ついに諦めて、「どこにいるか分かんない!ヒント!」と叫んだ。
これはいつもどちらかが見つからない時に、ヒントとして手を叩いてもらって大体の場所を把握するための兄弟の中での合図みたいな
ものだったのだが、それでもなんの反応も帰ってこない。
弟がからかっているんだと思った俺は、もう夕暮れ時であったこともあり、「出てこないとおうちに帰っちゃうから!」と叫んだ。
弟は俺にすごく懐いていて、弟が俺と一緒に帰らないなんてことはありえないことだったから、こうすれば何が何でも出てくるだろうと思ったんだ。
でも、やっぱりなんの音もない。
もしかして弟は俺を置いて2人で帰ってしまったんじゃないか?
普段は絶対ありえないことだったが、自分が立てる音以外なにも聞こえない空間で不安が募り、そう考えた俺は、それなら俺もとっとと帰ってやると帰り道を歩いた。
でも、異変にすぐに気が付いた。
目印にしているご神木があるって言ったよな。歩いても歩いてもおんなじご神木が目の前に現れるんだ。
ぐるぐる回ってる!?と思ってひろった石でご神木以外の木に目印として傷をつけながら歩いたけど、やっぱり同じご神木が見えてくる。。
しかも木に付けたはずの目印の傷が消えてる。
ここまで結構な時間が経ってて暗くなっててもおかしくないのに、ずっと夕暮れが見えてる。
怖くなって、なんとなくご神木の近くなら安全だと思って、それからはかなり長い時間ご神木の木の根元に立ったり座ったりしてた。
相変わらず自分がたてる音以外は何も聞こえないし、虫も一匹も見当たらない。蟻一匹いなかった。
恐怖で泣きだした時、自分が座ってご神木の反対側から、何かが落ちるようなトサッという音がした。
急な自分以外の音にかなり驚いて、喉がヒクッて鳴ったのを覚えてる。
大人が3人くらい手を広げてやっと囲めるくらい大きなご神木だったから、振り向いたところで何も見えなくて、恐る恐る反対側に回ってみたら、
黄色っぽい白っぽいクリーム色?の狐がいて、俺をじっと見つめるのな。
野生の狐なら何回か見てたから、その狐が普通の狐よりちょっと大きいなって分かった。

228 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/25(水) 19:02:50.35 ID:l+s5rcaX0.net
まだ小さかったし、牙のある動物に森で出くわしたってことにかなりビビった俺は狐の目を見ながら後ずさった。
一応熊がよく出る地域だったし、家でも学校でも出くわした時の対処法として目を見ながら離れろってことは教わってたからな。
背を見せて逃げたらだめだって。幼いのによくできたとあのころの自分を褒めたいよ。
だけど、その狐は襲い掛かってくる様子もなく、軽やかな足取りでご神木をぐるぐる回り始めた。
意味が分からなくてそれを目で追ってると、何週目かで回るのをやめて俺が歩いてた獣道を歩きだした。
ホッとしていると、狐がある程度まで歩いたところで止まって、俺を振り返ってみていた。
尻尾をゆらゆらと揺らしてずっと見ていた。
それが、飼っている犬が俺が追いつくのを待っているときにそっくりだったから、衝動のままその狐に近づいた。
ある程度近づくと、狐はまた先へ進み、同じように俺を振り返った。
ついて来いと言われているような気がして、戸惑いつつもその狐についていくと、また見えてきたご神木に近づいたとき、急にあたりが真っ暗になった。
驚いたが、そこが神社の境内だと気付いて、すごく安心した。
同時に、俺がいなくなったことで弟が呼びに行っていたらしい母が「○○くん(俺の名前)!!」という言葉とともに俺を抱きしめてくれて、探してくれてたのかと分かったのと、恐怖から解放されたのとでわんわんないた。
先を行っていた狐はいつの間にかいなくなっていたが、次の日の朝、神社の神主の息子(友達)から、一つのご神木を囲むように、首を噛まれて死んでいた5匹の狐が見つかった。
と聞かされて、もしかして自分はその5匹に化かされていて、あの狐が助けてくれたんじゃないかと思った。

229 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/25(水) 19:05:31.85 ID:l+s5rcaX0.net
つい先週、春休みで実家に帰ったときに家の近所にある林の中でその時の狐にそっくりな狐を見かけたから、
この体験を思い出したことを誰かに聞いてもらいたかったんだ。
当時母にだけ話したつもりだけど、文章力が拙かったこともあってなんかよく分かってもらえなかったから、記憶は鮮明に残ってるし、
今なら文章に起こせると思って、ここに書き遺した。
自分が体験したことをどこかに残したかった、俺の自己満足だ(-_-;)

スペースかなりつかってしまって悪いm(__)m
俺の駄文を読んでくれた人、どうもありがとう。




『狐の嫁入り』

68 :本当にあった怖い名無し :2009/05/20(水) 02:53:58 ID:fIcRU6gNO
俺の実家は山と湖に囲まれた田舎にあるんだけど、
小学校六年の時の夏休み、7月28日にツレ二人と湖に流れ込む川を溯って、イワナ釣りに行く事になった。
雲一つも無いようなよく晴れた日で、冷たい川の水がやけに気持ちよかった事を覚えてる。
俺らにとっては何度も通いつめた谷。ポイントも殆ど分かっていて、
イワナ止めの滝に着く頃にはビクも一杯になっていた。
知らない人の為に一応書いておくが、イワナ釣りってのは川を溯りながら釣りをし、
これ以上は魚が登れないような落差の大きい滝(イワナ止めの滝)まで釣り上がり、
そこで釣りは終了、川を下って帰るんだけど、
その日の俺らは魚も十分釣れたので、邪魔くさい帰り道も、足取りは軽かった。
冗談を言ったり、川に入って泳いだりもしながら、大きな淵まで下ってきた時、いきなり小雨が降って来た。
天気予報では降水確率0%だったので不思議に思ったんだけど、
それより驚いたのは、太陽は依然としてギラギラ輝いていて、どこにも雨雲なんて無かったこと。
おかしなこともあるもんだとかツレと話していると、突然、谷にこだまするほど大きな音で
「ケーーーーン」と動物の鳴き声の様なものが辺りに響いた。
で、次の瞬間。
川の対岸の薄暗い杉林の中に、川上に向かってゆっくり歩いてく、10人ほどの人の行列が現れた。
黒い紋付き袴を着た男達だったんだけど、行列の中程に一人だけ、白無垢を着た女がいた。
俺らはもう完全に凍り付いていたんだけど、なんか本能的に「逃げるべき」と思ったわけ。
ツレの一人が走りだすと、もうみんな一目散。川にそって全力疾走した。
湖面が見えてくる頃には、不思議な雨もいつの間にか上がっていて、漸く生きた心地がしたんだけど、
出てきた場所はなんと湖の対岸。溯った川とは全く別の川の河口だった。続きます。

69 :68 :2009/05/20(水) 02:57:02 ID:fIcRU6gNO
小さい湖だから、家に帰るにはそれほど大変ではないんだけど、
恐怖のあまりどうやって帰ったのか全く記憶が無い。なんとか家に辿り着くと、俺の顔を見るなり、祖母が血相変えて飛んできて、
「そんな死人みたいな顔して!山で何を見てきた!」
と、怒鳴ると、いきなり念仏を唱え始めた。一緒にいた祖父にことのあらましを話すと、
「狐の嫁入りか。多分心配は無いと思うけど、魚は返しに行け」
と言うので、祖父に連れられて湖まで行き、ビクの中の魚をぶちまけた。
魚はもうとっくに死んでいて、白い腹を見せてプカプカと浮いていた。で、まだこの話は終わらない。

70 :68 :2009/05/20(水) 02:58:04 ID:fIcRU6gNO
高校を出て大学に入った年の夏休み、帰省中にあの時の二人と海釣りに行く事になった。
しかし、出発直前になって俺は寒気と吐き気と高熱に冒されて、行く事が出来なくなった。
一晩寝ると症状は嘘のように回復したが、人生最大の悲しい知らせが待っていた。
友人二人が道中の車の事故で亡くなっていた。二人が他界してから10年以上が経った先週、いつもの通勤電車の中、
目の前に座っていたサラリーマンが読んでいた渓流釣りの雑誌をぼんやり見ていると、突然、
もしかすると二人はあの時、魚を返さなかったのかも知れないという考えがふつふつと沸き上がってきた。
二人は祖父母を早くに亡くし核家族で、誰も魚を返さなければいけない事を教えてくれなかったのではないか。
だからあの時魚を返した俺だけが、事故の日、高熱を発して難を逃れたのではないか。
なぜ俺は魚を返さなければいけない事を二人に伝えてやれなかったのだろう。
もうどうしようも無い事だとは分かっていながら、そう考えるといてもたってもいられなくなった。
で、その日のうちに会社に休暇願いを出して、ようやく仕事が片付き、やっと今日から休み。今、帰省中。
あの二人とよく一緒にファミコンしたりして遊んだ部屋でこれ書いてる。
明日は二人の墓参りに行って、伝えられなかった事を謝るつもり。
あと、あの時俺を助けてくれた祖父母の墓にも参ってこよう。
窓の外から湖の波の音がやけに聞こえてくる。
二人の時も祖父母の時も、葬式で死ぬほど泣いたはずなんだけど、なんかまた泣けてきた。

76 :68 :2009/05/20(水) 05:40:54 ID:fIcRU6gNO
今、起きた。まだ五時半かよ。
二時間くらいしか眠れなかった。
なんか変な夢見るし、寝覚めは最悪。>>71
もちろん。川と二人が行くはずだった海釣りの場所は別のところです。
川は湖に流れ込む川で、海まで流れてるわけじゃないです。

>>75
創作だと思われても、仕方ないですね。大学時代の友人も会社の同僚も、嫁ですら全く信じてくれません。
また、魚を返したので俺だけ難を逃れたってのは、単なる偶然だと思います。
あの日の俺の突然の症状も、軽度の食中毒のものによく似てます。とても暑い日だったので、いかにもですね。
ただイワナ釣りに行った日、不思議な雨に遭い、杉林の暗やみで不気味な行列を見たのは紛れもない事実です。
ただ一緒にそれを見た二人も、何か知ってるようだった祖父母も他界してるので、証明出来ないのが残念です。
82 :本当にあった怖い名無し :2009/05/20(水) 08:56:23 ID:fIcRU6gNO>>77
俺が他人にこの話聞かされても多分信じ無いので、まぁ仕方ないです。
幽霊だったらまだしも、狐の嫁入りなんてね。>>78
中学・高校と何も変わった事は無かったですね。あの出来事の後も、
ツレ二人と「あれは一体なんだったのか」みたいな話はしましたけどね。
ガキの頭じゃわかるはずもなく…。
他人に言っても全く信じてくれなかったので、三人ともその話をあまり人にしなくなりましたね。
ただ、二度とあの谷にイワナ釣りに行くことはなくなりました。

>>80
ああ、そういう考え方も出来るんですよね。そう言ってもらえると少し気が楽になります。
でもあの鳴き声は雉子じゃなかったですね。子供の頃からよく山へは行っていたので、
何度も雉子の声は聞きましたが、文字にすると確かに同じになっちゃうんですが、あれは明らかに異質なものでした。
それと、あの時の祖父母の様子が引っ掛かるんですよ。
俺の顔を見るなり「何を見た!」って怒鳴った祖母。
祖父の言った「狐の嫁入りか。心配ないと思う…」と言う言葉も、狐の嫁入り以外の何なら心配だったのか…とかね。
考えすぎですかね?

やっぱり気になるんで、これからお墓に行って、帰りに町の図書館に寄って、似た昔話でも無いか調べてみます。
何か面白い話が見つかればまたここに書いてみます。

107 :68[sage] :2009/05/20(水) 14:35:11 ID:fIcRU6gNO
みなさんに気にするなと言ってもらえて、マジで嬉しいです。
そういえば、亀を捕まえたときも返しにいけと言われた気がするし、
祖母も俺があまりにまっ青な顔してたんで、ビックリしただけに思えてきた。
図書館に○○町の昔話って本があって、一通り流し読みしてきたんだけど、
その谷に関する話は一つだけ。それも谷の名前の謂われになった、
俗に言う貴種流浪譚みたいなやつで、俺の見たものとは無関係そう。
地域の年寄にでも聞けば、何か知ってるかも知れないけど、
親戚の年寄もあらかた他界してるし、高校出てすぐ町出たから、集落の年寄とも付き合いがない。
まぁ、とにかく、ここでみなさんに気にするなって言ってもらって、墓に参って来たら、なんかスッキリした。
今日は実家で晩飯食ってから、嫁の待ってる家に帰り、明日から仕事に行く事にするよ。




『山の神さん』

576 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:21
俺がまだガキの頃、家の近所には深い森があった。
森の入り口付近は畑と墓場が点在する場所で、
畦道の脇にクヌギやクリの木に混じって
卒塔婆や苔むした無縁仏が乱雑に並んでいた。
その墓石の行列が途切れると、木々の間に森への入り口が
まるで洞窟の様にしてポッカリと口を開けているのである。小学校4年の夏休みも終わりに近付いた頃の話である。

その夏休みの間、俺は友人三人と毎日の様に
墓場を通りぬけ、森に分け入っては
カブトムシ採捕りと探検に明け暮れていた。
危険な場所であるから入ってはイケナイと
学校からも家族からも注意されてはいたが、
そんなものは溢れる好奇心に対する
何の抑止力にもなりはしなかったのである。

577 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:22
その日。八月にしては異様に涼しい日だった事を覚えている。森の手近な所を探検し尽くした俺達は、
誰が言い出したのか、今まで入った事のない、
山端へと続く森の最深部へ行こうという事になった。
生い茂る草を薙ぎ倒しながら、道無き道を突進した俺達は
やがて不思議な感じのする場所に出た。

そこは25Mプール程の広場で、
周りには巨木が何本も聳えていた。
巨木は競うように枝葉を伸ばし、
辺りは八月の昼間にもかかわらずやけに薄暗い。
天を覆い尽くすかの如く広がった葉の隙間の
僅かに覗いた青い空から、木漏れ日が落ちていた。
その木漏れ日が落ちる広場の地面は、
道も無い様な森の中だと言うのに、
まるで掃き清められた様に綺麗で、
雑草一本生えてはいない。

578 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:24
俺達は言い知れぬ恐怖を感じ、
誰からともなく帰ろうと言い出した。その時である。

今まで狂った様に鳴いていた蝉の声が突然止み、
世界から全ての音が消えた。
続いて視界から色彩が完全に失われ、
まるでモノクロームの映画を見ている様な状態になったのである。
慌てて友人の方を向くと、
彼らも呆然と立ち尽くしている。
後で聞いた話だが、彼らも俺と同じ様に音と色とが
完全に失われた状態であったらしい。

俺は焦りに焦った。
不安と恐怖でオカシクなりそうだった。
逃げよう。
そう考えたのは、暫く呆けた後だったと思うが、
いざそう考えると、今度は体が全く動かないのである。
足が二本の杭になって地面に突き刺さったかの様だった。

579 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:24
絶望に打ちのめされながらも、
なんとか体を動かそうともがいていると、
ふと、何かキラッ光るものが視界に入った。
金色に光る雪のような物が辺りを舞っていたのである。
色彩の失われた世界の中で、
その雪だけがキラキラと光っている。そしてその雪の中をライオン程の大きさをした金色の狐が、
木々の間から姿を現し、こちらに向かって来たのである。
狐は悠然とした足取りで広場を横切り、
俺達に気を留める様子もなく、また巨木の間の闇へと消えた。
その間僅か一分程の出来事だったと思うが、
俺には異様に長く感じられる一分だった。

狐が消えてしまうと、まるで何事も無かったかの様に
蝉が再び鳴き始め、視界にも鮮やかな晩夏の色が蘇った。
俺達はわけのわからない叫び声を揚げながら走り出した。

ススキや棘で体中傷だらけになりながら森を抜け出した時、
漸く俺達は助かったと思った。

580 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:25
に辿りついた後、体験した出来事を祖父に話すと、
祖父は
「それは山の神さんや」
と言い。そのあと少し怖い顔で、
「もう二度と行くな」
と続けた。祖父のイイツケを頑なに守った訳でもないが、
この話に後日談は何も無い。
後で行ってみたがそんな場所は無かったとか、
恐ろしい言い伝えが有った等の
胸のときめく様な話は一切無いのである。
俺達は会うたびにその話をしたし、
もう一度行ってみたい気持ちも無くは無かったのだが、
不思議ともうあの場所へ行く事は無かった。

やがて時は流れ。

ある年、森は突然消えた。
宅地造成で森は切り開かれ、貫くように大きな道が通った。
畑は潰されて、畦道はアスファルトに変わり、
墓場は纏めて別の場所に移されて、その上には
ペンション風の家が建っている。
狐狸だけが通った道を、自動車が行き交い、
俺達が狐を見たあの場所も
多分今はもう無い。

長文スマソ。



『電話に出る何か』

233 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/03/12(木) 11:12:10 ID:jJuJBpzV0
私の実家には電話に出る「何か」がいる
家に誰も居ないとき限定で、家の固定電話に電話をかけると「何か」が電話に出るそれが無言でもなくノイズでもなく、ごく普通に「はい(苗字)です」と、若い男性(印象としては20前後ぐらい)の声で。で、「何か」に用事を頼むとしっかりこなしていてくれる。
・お風呂沸かしておいて
・○○の電源切り忘れたから切っておいて
・何時になったら洗濯物を取り込んでおいて
などなど、敷地内限定かつ人に出会わないもの(宅配受け取って、などはNG)

私が生まれたころからはじまったのでかれこれ数十年になるんだけど、いまだに「何か」は家にいるらしい。
この間ためしに「母に○○と伝言お願い」と頼んだら、母が帰宅したらテーブルの上にメモ書きとして置かれていたそうな。

236 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/03/12(木) 11:58:20 ID:jJuJBpzV0
>>235
炊飯器のスイッチ入れておいて、と
冷凍庫から物を出しておいて、までならやってくれたことがある。
あんまり難しいことはできないようで。はじめは「誰かの幽霊では?」となったんだが、該当するような若くして死んだ親戚なんかも全く居ない。ある日を境に稲荷さんではないかということで落ち着いた。

245 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/03/12(木) 17:23:32 ID:jJuJBpzV0
>>240
一度、家族全員わざと留守にしてカメラ回してみたことがあったけど、そのときは電話にも出ないし何もうつらなかった。
気づいてるのかも>>244
祖母が生きてたころに「いつもありがとうね、お土産かっていくけど何がいい?」と電話越しに聞いたら「油揚げがいいな」と言ったことがあって、それからうちでは稲荷さんということで解釈した。
近くに稲荷さんが実際にあるし、多少思い当たることもあったし電話は2~3コールで出る。
普通に、ほんと知らない人が聞いたら留守番してる奴がいるでしょ?と思うくらい普通に「はい○○です。…ああ、わかった。じゃあ気をつけて」とか。
電話するときに、自画像描いてとか名前教えてとか言ってみようかな、と思うと電話に出ないんだよね。かなり鋭い相手。

250 :1/2[sage] :2009/03/12(木) 18:09:33 ID:6VwPuanu0
>>246
出会いのきっかけの前からになるけど、うちの実家の裏手には山があって、細いのぼり道を少しあがったところ(大人の足で5分もない程度)に小さな稲荷さんがある。(小さい祠)私がまだ生まれて間もないころに風邪を引いたのか、高熱が何日か続いて、母親が寝ずの看病をしてくれていた。
疲れた母がほんの少しうとうとした1、2分の隙に私が消えた。
家内を探しても居ない。母と私以外で家に居たのは祖母のみ、でも祖母も見ていないと言う。
半狂乱で探すうち、家の裏手に回った母がかすかに子供の声を聞きつけて山へ行くと、稲荷さんの祠の前に私が寝ていた。そして熱がすっかり下がっていた。
まだハイハイどころか寝返りも打てない幼児がどうやってそこまで移動したのか、誰かが連れて行ったのか、結局分からずじまいだった。

251 :2/2[sage] :2009/03/12(木) 18:10:07 ID:6VwPuanu0
時がたち私が幼稚園の頃、用事で家族全員が留守にしたことがあった。
私は幼稚園へ、そして家には近くに住む高校生の従兄弟が留守番に来てくれる手はず。
幼稚園が終わり、家へ電話すると男性の声が応答したので従兄弟だと思い、今から帰宅すると伝えると「おやつをテーブルに出しておくから気をつけて帰ってこい」と返事。
帰宅してみるとおやつの用意はしてあり、まだ熱いお茶まではいっている。だが、従兄弟どころか誰も居ない。
従兄弟は留守番の約束をすっかり忘れて遊びにいっていた。実家には誰も居なかったはず。
では、あの電話の声は誰なのか?これが初めての出会い体験。最初は私が電話したとき限定だったので家族も半信半疑だったが、そのうち一人、また一人と同じ経験をした。
しばらくするうちに「悪さをするわけじゃなし、あまり追求してもかわいそう」と判断して誰も気にせず、見えない家族が増えたという認識でおちついた。で、
・ある日祖母がお土産いるかと聞いたら油揚げと答えた
・はじめのうちは私限定だった、私を助けてくれたといえば裏山の稲荷さん
という二つから、もしかしたら稲荷さんじゃないかということになって今に至る。

————————————————————
あれID
252 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/03/12(木) 18:13:17 ID:6VwPuanu0
最後ミス
ID変わっちゃった。>>248
次に留守にするときに煮付けてテーブルの上に用意して、電話で「テーブルの上に油揚げ置いておいたからね、食べてね」と言っておいたら帰宅する頃には完食して食器も洗っておいてあった>>249
どうかなー

266 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/03/12(木) 22:10:55 ID:1HLa2Y490
度々ID変わってて申し訳ない
>>233(ID:jJuJBpzV0)=>>250(ID:6VwPuanu0)=ID:1HLa2Y490です明日になったらただの名無しに戻ります、長々続けてすいません>>255
私は小さかったんであまり恐怖感はなかったと思うけど、家族は最初のうちはちょっと気味悪かったみたい。

>>256
ちょっと照れくさそうに「ありがとう、いただきます」と言ってたらしいです。

>>262
自分ではどういう縁があるのか全く分からないけど、やはり私に何かしら関係があるようで…
ちなみにどうやら私の子供も助けてくれてるようです。
今は実家暮らしではないんだけど、それでも見守ってくれてるのかなとちょっと嬉しく思ってます。

>>264
元は小さい質素な祠だけだったんですが、私の幼児期の熱が下がった一件の感謝で鳥居をたてて、私が結婚する少し前に小さいけれど石屋さんに頼んで狐さんの置物(狛犬みたいなやつ)を置かせてもらいました。
周りも少しだけ整地したんで、今じゃミニ神社みたいになってます。


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百鬼夜行体験談

20160904085110e37.jpg

百鬼夜行(ひゃっきやぎょう、ひゃっきやこう)とは、日本の説話などに登場する深夜に徘徊をする鬼や妖怪の群れ、および、彼らの行進である。
(wikiより)






怖い話まとめブログ』より

『山道の信号』

∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part67∧∧

111 :本当にあった怖い名無し:2013/02/12(火) 06:00:53.49 ID:Jd8s9z320
友達の話。

ある時、温泉好きの彼は地方で気ままなドライブ旅行をしていた。
「夜の方がね、距離を稼げるし・・・・」
人出も交通量も少ない夜の方が、ドライブは快適だ。

ある峠に差し掛かった所で、彼は信号に引っ掛かった。
人間とは変な生物で、
街中では一つでも信号をやり過ごそうと黄色信号でアクセルを踏んだりするものだが、
こんな人家の灯り一つ見えない山道の信号だと、却って律儀に停まってしまう。
「最近はこんな山奥でもLED信号なんだなぁ」
見ているうちに変な事に気付いた。
信号の所には横断歩道も脇道も無い。何の為に彼を停めているのか不明なのだ。
第一、ここは山肌にへばりついた道で、右の崖も左の谷も四つん這いでも登れない様な急斜面。脇道など作り様も無い。
あれっと思った瞬間、それが通り過ぎた。


112 :本当にあった怖い名無し:2013/02/12(火) 06:01:39.51 ID:Jd8s9z320
「ドドドドッとね、百鬼夜行が山肌を駆け下りてきた」
ヘッドライトが照らす中を、物凄い勢いで異形の物の怪の集団が駆け下りてゆく。
「月並過ぎて誰も信じてくれないんだけど、鬼やら牛頭馬頭やら火炎車やら」
あまりに速くて何が何やら、確認できたのはそれだけだったが、
「大半は水木しげるの漫画でも見た事も無い奴らだった」
あっけにとられた彼が我に返った時には、集団は通り過ぎていた。
ヘッドライトが届くか届かないかという距離に巫女さんが立っていた。
美人だったそうだが、
「綺麗というより端正過ぎて凄味ばかりが印象的な」
巫女さんは彼に深々とお辞儀をした。
と同時に、今までLED信号と思っていた赤い灯りがパッと散って、
二、三回、ホタルのように瞬いて消えた。
巫女さんも居なくなっていた。
「その後はまさしく“下り最速”だったね」

何故か一週間ぐらいはバカヅキで、いろいろ美味しい思いをしたそうだが、
それも十日もすると元に戻ってしまったそうな。




『日付が切り替わる頃合』

∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part45∧∧

37 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/07/19(日) 20:26:18 ID:vOrrc8SA0
知り合いの話。

彼は仕事柄、山に籠もることが多いそうだ。
祖父が色々と教えてくれたのだが、その中に一つ変わった注意があったらしい。

「日付が切り替わる頃合にゃ、山ン中をうろつくんじゃないぞ。
 この山ン中じゃ、時間ってのは連続して流れてないんだ。
 昨日が終わって新しい日が始まる時に切り替わるのよ。
 これが円滑に替わりゃ問題ないんだが・・・時折な、ズレが生じてる」

「そんな場面に出会すとな、ズレた所から妙なモンが見えちまうんだ。
 この世の理の外にいるっていう外道がよ。
 うっかり見つかって、引き摺り込まれたら帰って来れねえぞ」

この山じゃ百鬼夜行でも見えるのかいな。
そんなことを考えたが、言い付け自体はしっかりと守っているのだという。


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トトロ?との遭遇体験談

20160902182704b6a.jpg

20160902182703da9.jpg
 

怖い話まとめブログ』より

『トトロ?』

622 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/02/22(日) 00:34:41.44 ID:XbEo3XYl0.net
休日の日曜、のんびりくつろいでいたら、
4歳息子と3歳娘が「トトロいたー!」と大興奮で部屋に飛び込んできて、こっちへこいと手を引っ張る。
確かに我が家は山間地。
トトロが出てきてもおかしくない環境だし、息子も娘もトトロが大好きだ。
「はいはいw」
なんて適当な返事をしながらついていくと…
なんか変な生き物がいた。
水木しげるの妖怪画集みたいなので見た『けうけげん?』だっけ?なんかそんなの。
大きさは30センチくらいで全身毛むくじゃらで二本足で立っている。。
茫然としていると、子供たちが「ね、いたでしょ!」と得意げに笑う。
「あれはトトロじゃない!」と子供たちに叫ぶと、
「トトロだよ!あんまり可愛くないけど実際そんなもんだよ!」と、息子からなんとも生意気な返事が。
件の生き物はそのまま雑木林に走り去っていった。

未知との遭遇ではあったが、父としては息子の妙な現実視した発言が衝撃だった。



『ネズミ妖怪』

407 :本当にあった怖い名無し:2015/02/28(土) 20:14:55.35 ID:XQLlYFVF+
30年近く前に、庭師のバイトをしたときに親方さんから聞いた話。

九州の南の方のK町の出身の人だったんだけど、
その人の通学路に使ってた道は獣道みたいな感じで、いつも山の中を通って学校に行ってたらしいんだ。
(実際にその道を通って実家にお邪魔したけど、本当にコンクリ鋪装とかもなくまさに山だった)
んで、ある日、小学生だった親方が一人で帰ってたら、大人位の大きさのでっぷり太ったネズミが二本足で立ってて、
その周りを普通~子猫サイズのネズミみたいなのがクルクル廻って遊んでた?らしいのよ。
んで親方もまだ小学生だし、ネズミの妖怪だ!ってなって、そっときた道を戻って武器になりそうな小石やら棒やらを拾って、
またネズミ妖怪のいた辺りに戻ったら、もう居なくなってたんだと。


408 :本当にあった怖い名無し:2015/02/28(土) 20:16:11.27 ID:pMw1vWwYu
それからいつ会うか分からんから、いつも武器になりそうな石を持って道を通るようにしてたらしいんだけど、
一人でその道を通る時に限っているもんで、怖かったらしい。
戦うとか一人じゃ無理だから、石を投げてネズミ妖怪がその石に気を取られてるうちに走って通りすぎてた。

って、いつも冗談も言わない厳しい親方が大真面目に言うもんで、すごく反応に困った。
まあ、その時は山には色々いるから気を付けろよって感じで話が終わったんだけど、
何年かしてからみんなで飯食ってる時に、点いてたテレビ見てた親方がいきなり取り乱しはじめて、
ネズミ妖怪や!こいつらよ!オイが言ってたネズミ妖怪っち!って指さしてたのが、
ロードショーか何かのCMで流れてた『トトロ』だった。
確かにトトロ出そうな雰囲気のでっかい杉の木ばっかの薄暗い山だったし、
その時CMには出てなかったけど、トトロって小さいトトロもいるのよね。
トトロ知らない時代の人達から見たらネズミに見えるのかも。
まだ、K県のあのあたりは今でも山が深いからまだトトロ?もいるかもしれんね。



『妖怪を見た』

470 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 04:36:21.43 ID:Kvcp+xgw0
俺は霊とかあんまり信じてないんだが、所謂妖怪ってのはいると確信している。
今まで俺が妖怪を見たのは人生で2回だけ。
その内の1回をちょっと書いてみようと思う。

当時俺は小学5年生だったかな?
祖父がガンで死んでしまったので、急遽東北のド田舎に帰る事になった。
お葬式もなんなく終わって、大人は片づけがあるからお前は散歩してこいと言われ、
祖父母の家の裏手にある山を散歩する事にした。
この山は何度も遊びに来てるし慣れたもんで、迷う事なく一人で山をブラブラしていた。

30分ぐらい山の中をうろうろしていると、遠くに神社の鳥居が見えたんだ。
そういえば、いつも車の窓から山を眺めていると、山の中に無数の鳥居が見えた。
当時の俺は「何で山の中なんかにたくさん神社があるんだろー」って不思議に思ってたんだ。


471 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 04:41:21.06 ID:Kvcp+xgw0
ちょうど山をブラブラするのも飽きたし、1番近い鳥居の方へ行ってみる事にした。
鳥居の下までたどり着くと、無数の階段が上の方まで続いていた。
正直ここまで来るのにかなり疲れていたが、せっかく来たんだし1回拝んでから帰るかーと思い、そのまま階段を上った。

ようやく階段を上って辺りを見回すと、そこにはボロボロのお寺とは思えない建物があるだけ。
「そりゃーこんな山奥に作ったらそうなるわなw」と、当時の俺は特に不気味に思う事なくそのお寺に近づいて1回拝んだ。
拝んでいると神社の裏の方から水の流れる音がしたんで、裏手に回ってみると、
案の定細くてあんまり深くない川が流れてた。
水遊びするにはもってこいの場所だ。
「いいとこ見つけたわーw今度みんな連れてこよう!」とか考えて、一人で川に足突っ込んで遊んでた。
そしたら、川を挟んだ反対側に何やら動く物体が見えた。
「うわー熊かな?やべぇ・・・どうしよ」とgkbrしてると、それはゆっくりと木の物陰から出てきた。


472 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 04:48:53.24 ID:Kvcp+xgw0
なんて説明したらいいのか自分でも分からんが、調べた中で一番似てると思ったのはマンドラゴラ。
ぱっと見た感じただの木みたいな感じなんだけど、
たしかに歩いてるし、下の根っこのような物が蛇みたいにくねくね動いてる。
人間と同じぐらいのサイズかな?もしくはちょっと大きいぐらいで、
4つ葉のクローバーみたいな形した頭があって、口みたいなのがついてる。
下半身は木の幹みたいな感じで、足には根っこのような物が無数についてて、それが蛇みたいにくねくね動いてる。
分かり辛かったらすまん・・・俺にはこれが限界だ。
とにかくそんな見た事もない生物が、たしかに俺の目の前にいて動いてる。
勿論すぐに逃げて、全力疾走で山を駆け下りた。


473 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 04:55:03.84 ID:Kvcp+xgw0
家に駆け込んで、とりあえず姉と従兄弟に事情を説明した。
そりゃーもう必死になって、見た事ない生物がいた!やばい!って。
そしたら案の定大爆笑。
姉は漫画に夢中で聞く耳持たないし、従兄弟は腹抱えて笑ってる。
こうなったら実物を見せようと思って、姉と従兄弟を強引に引っ張って山の方へ連れていった。

先ほどの鳥居まで行き、階段を上がって神社の裏手に回り、物陰からバレないように覗くと、奴はまだそこにいた。
未だに文句を言ってる2人を神社の裏手まで連れていって、
たしかにそこにいる見た事もない生物を指指して2人に見せた。
もう2人とも唖然。
それを見た瞬間、従兄弟は口開けたまま動かないし
姉は「やばい!早く逃げるよ!」って言って真っ先に逃げた。
俺と従兄弟もすぐに姉を追って家に逃げ帰った。


474 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 05:05:49.25 ID:Kvcp+xgw0
いつの間にか恐怖感も薄れて、俺はとにかくワクワクしていた。
だって見た事もない生物がたしかにいて、それを目撃できたんだから。
姉に「明日も見にいこうよ!」と言うと、
姉は「もう・・・行くのはやめよう」と言った。
「あれはきっと私達の見間違い。風で木が動いてるように見えただけ」
と言って、それ以来姉はあの生物の話をしなくなった。
もう20年も前の事だけど、久々にあの時の話を姉にすると、「もう忘れちゃった」とバレバレな嘘をつく。

でも実は5年後ぐらいに、また一人であの場所に行ったんだ
どうしても見間違いじゃないって事が証明したくて、カメラを持って一人であの場所へ行った。
鳥居は前と変わらずそこにあって、上へ続いてる階段を上がっていけば神社があるはずだった。
でも階段を上がると、視界を塞ぐ程雑草が生えてて前が見えない。
神社がどこにあるのかすら分からないぐらい雑草が生い茂っていた。
そしてやけにここだけ蜂が密集してて丸で神社を守ってるみたいに。
無数の蜂がブンブン飛んで俺を威嚇していた。
これじゃ神社に近づけない。


475 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 05:08:58.52 ID:Kvcp+xgw0
でも普通に考えて、5年前までは雑草なんてまったくなかったんだ。ということは・・・誰かが管理してる。
管理してる人があいつの存在を知らないわけがない。と思って、近くの住民にさりげなく聞いてみた。
「あそこの神社で前不思議な物見た気がするんですよー」って。
そしたらあからさまに嫌な顔をして、「もう近寄るんじゃないよ」って言われた。
多分地元の人はあいつの存在を知ってるんじゃないかな、と思ってる。
でもどんなに聞いてもそれ以上は教えてくれなかった。

以上
長文&乱文失礼しました
ちなみに全て実話です


479 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 06:04:12.85 ID:YR48nAfl0
>>470
実話?
場所は、どこですか?


480 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 06:25:21.58 ID:Kvcp+xgw0
携帯からすまそ。
470です
場所は青森県、それ以上は勘弁。
今祖父母の家には親戚が住んでるもんで、特定されることは言えない。

でも、その神社はまだそこにあるよ。
死ぬ前に雑草をなんとかして、もう一度行って確かめたいと思ってる。


490 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 11:26:48.37 ID:yNAxWEjw0
秋冬になれば雑草なんて枯れてるし蜂もいないから、ジャマされずに行けるよ。
存分に行って確認してちょ。


491 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 12:10:42.96 ID:EVEhWtWE0
>>480
いつの日か動画として捕獲出来ることを祈ってます


492 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 12:21:40.42 ID:Kvcp+xgw0
今起きた470です。
特定は勘弁。
作り話だと思われてもしょうがない。
リアルでこの話も信じてくれないしね。

その謎の生物は、いきなり木の物陰から出てきたので移動します。
でもまたあの場所に行けば会えるかもしれないと思ってるだけで、会える確証はありません。


493 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 12:30:51.11 ID:Kvcp+xgw0
>>490
1年前の冬も様子を見に行ったんですが。
冬は雪が邪魔で神社までたどり着けなかったorz
秋が狙い目ですかねー

>>491
次会えたら何かしらで撮影しようと思ってます。
見た感じ人間に危害を加えそうな感じはしなかったので。
可能なら触ってみたいな。


494 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 13:07:30.39 ID:XzzrRaW40
目撃した時、大人には言わなかったの?
もう1つの目撃談も青森?
そちらもプリーズ!


495 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 13:17:43.17 ID:Kvcp+xgw0
>>494
父親(青森出身)には言いましたが・・・
普通に大爆笑されましたね。

もう1つは東京です。
そちらも書いていきたいと思いますので少し時間ください。


497 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 13:32:40.46 ID:Kvcp+xgw0
もう1つは、たしか中学1年ぐらいだったかな。

その日は学校が終わって当時1番仲の良かった友達と遊んでた。
友達の家は一軒家で大きめの庭があり、当時はよくその庭で遊んでて、その日もキャッチボールとかして遊んでた。
だんだんキャッチボールにも飽きてきて、家の周りで鬼ごっこをする事にしたんだ。
たしか俺が鬼で、友達が逃げてて家の裏手の方まで来た時に、
友達の家の裏手は物置?みたいな感じで、使わない冷蔵庫とか洗濯機とか色々置いてあってかなり狭い。
俺が友達に「裏手はちょっと通りにくいから通り道作ろう」って言って、邪魔な物をどかしたんだ。


498 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 13:37:50.56 ID:Kvcp+xgw0
2人で持てそうな物をどかして、最後にサーフボードをどかせばやっと人が通れる道ができる。
それで2人でサーフボードを持ってどかした時だった、サーフボードの下に何やら動く物体が見えた。
となりのトトロの『まっくろくろすけ』を想像してもらえばいいと思う。色は茶色で、目とかはなかったと思う。
最初はほこりの塊だと思ったんだけど、それは俺達に気づくと物凄い勢いで動いて慌てた感じでぐるぐる回りだした。
俺と友達は唖然として頭の中はパニック。
そしたらその『まっくろくろすけ』みたいなのは、家の壁に向かって猛スピードでダッシュして、
壁の隙間に吸い込まれるように消えた。

説明下手かもしれないorz
分かり辛かったらすまそ。


499 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 13:39:31.94 ID:XzzrRaW40
いやいや、よく解ったよ
マックロクロスケ、本当にいたんだ
そういう話を時々聞く
いいもの見たね、うらやましい


500 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 13:43:16.41 ID:Kvcp+xgw0
>>499
文才なくてごめんね。
壁の隙間って言葉は適切じゃないなー
裏手だから扉とかないし、本当に普通の壁で、どんなに小さい虫でもそこから家に侵入するのは不可能。
でもそいつは、地面と家のほんの僅かな隙間に吸い込まれるように消えたんだ。

今ではその友達とは疎遠になったけど、昔は何かある度に「俺らすごい物見たよなー!」って話してたな。


502 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 14:23:59.06 ID:YR48nAfl0
>>470
特定されるのが何で駄目なの?
何も心配ないから、公開して大丈夫だよ。


506 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 15:06:04.06 ID:Kvcp+xgw0
祖父母の家に住んでる親戚に迷惑がかかるかもしれないし、山の所有者は祖父母の友人でそちらにも迷惑がかかる。
神社と言っても山の中にあって、その山の所有者に無断で入られ問題を起こされても困る。

以上の理由で正確な場所は言えません。
諦めてください^^:



507 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:3) :2012/09/29(土) 15:16:52.16 ID:mM69AKaoO
誰か親戚で写真を撮った人はいないの?皆見てそうな感じだけど


508 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 15:47:53.77 ID:Kvcp+xgw0
>>507
いないですねー
父や親戚もまったく知らないみたいです。
山の所有者一家も、神社についてはほとんど手をつけていないそうです。
そもそも畑以外用事がないので、あの辺にもあまり行かないそうですしね。
付近の地元民は何か知ってそうですけど・・・

父に聞いたところ、
祖父母の家がある町には、父が小さい頃から神社がたくさんあったそうです。
他の町にはそんなにないのに、なぜかあの町だけ神社が無数にあるんですよねー
あの生物と関係があるのか分からないですけど。


509 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 15:54:18.87 ID:iMJnfo3e0
>>470
すっごい楽しめました。ありがとうございます。
むしろ神社の由来の方だけでも知りたいな。


510 :本当にあった怖い名無し:2012/09/29(土) 16:15:55.00 ID:Kvcp+xgw0
>>509
楽しめてもらえたなら書いて良かったです。

妖怪ってのは案外身近にいると思う。
『まっくろくろすけ』みたいな奴も本当にいきなり出てきたし、まさか東京にそんな生き物がいるなんて思わなかったよ。
青森で遭遇した大きい奴は、山とかにいかないと会えないかもしれないけど、
小さい妖怪は身近にいると思う。人間に見つからないように上手く隠れてるだけでね。
死ぬ前にもう一度会えたらいいなー



-----------------------------------------

宮崎駿監督は、もちろんちゃんと分かってて作品つくってるのね(uεu)/
妖怪、宇宙人、龍、魔法、妖術、異世界について、ちゃんと分かってなければああいうものはつくれないのね(uεu)/
某秘密結社の強力なバックアップの下、世界的な成功を収めたわよね (*^o^*)v
彼の作品にも、やっぱり某秘密結社のしるしがたくさん出てくるわね(・ω<)*
chihiro.jpg

chihiro2.jpg

ところで、誰かネコバス乗車体験者はいない?
20160903090127730.jpg

the PLANET from NEBULA』より

バシャール:リセットボタン
貴方が想像する事は全てどこかの世界に存在していると、バシャールは説明を続けます。詰まり存在していない事は想像すら出来ません。貴方が想像する夢物語のような怪獣や妖怪も何処かの世界に存在しているのです。想像する事は何処かに存在している世界のエネルギーを貴方がキャッチしてチャネリングしているのです。想像する=チャネリングをする事で貴方は自動的にアストラル体の脳を使い、本来の貴方を取り戻す事が出来るようになるのです。


※『妖怪ウォッチ』『鬼体験談

関連記事

「田所さん」体験談

怖い話まとめブログ』より


『発明家のおじさん』

666 :660:2013/01/25(金) 23:22:41.43 ID:kKDV8weN0
俺が小学校低学年の頃に、近所に不思議なおじさんが住んでた。
そのおじさんの名前は、仮に『田所』さんとしよう。
田所さんは謎の機械(ガラクタ?)を発明する、自称“発明家”。
一度開くと10分以内に自動的に閉じてしまう傘。
殺虫剤をより広範囲に噴射するノズル。
レトルトカレーの袋を自動的に開けてくれるマシーン。
とか、役に立つんだか、よく分からん微妙な物を色々作ってた。
粗大ゴミ回収の日とかは、ゴミの中から使えそうな物を持って帰る。
近所の奥様方からは、ちょっと嫌われ者だった。
でも、田所さんは子供たちには人気者だった。
謎の機械を見せられて、その仕組みを教えてくれる。
ちょっと変だけど、面白いオジサンって感じ。
しかし、実は田所さんには、すごい秘密があったことを俺たちは知っている。


667 :660:2013/01/25(金) 23:24:05.73 ID:kKDV8weN0
その日、小学校が終わって、仲良し3人組だった俺たちは田所さんの家に走ってた。
なぜなら、前日に『君たちにオジサンの秘密を教えてあげよう』って言われてたからだ。
使えるかどうかは二の次で、スゴイ物を発明する田所さん。
一体、オジサンの秘密とは一体なんなのか。
期待半分、ガッカリに備えた気持ち半分。
田所さんの家の前に着いた俺たちは、焦る気持ちも露わに呼び鈴を押す。
玄関の向こうから足音が聞こえて、ガラガラガラと引き戸が開く。
「よく来たね、約束通りオジサンの秘密を見せてあげよう」
そんな感じのことを言われて、いつも通り居間に通された。
ごく普通の部屋、いつも発明した機械を見せてもらっている一室は、相変わらず雑然としている。
すると、田所さんはおもむろに押し入れの引き戸を開けた。
そこに広がっていた光景は、押し入れの中じゃなかった。


668 :660:2013/01/25(金) 23:25:55.22 ID:kKDV8weN0
透明のカプセルみたいな膜で包まれたような、ツルツルとした空間だった。
膜の向こうには無数の星のような光が散らばっていて、まるで宇宙のような場所だった。
「なんだ、この部屋ー」って感じで、空間に入った俺たちは膜にペタペタ触っていた。
プラスティックみたいな質感で、コンコンってやるとグニャッとへこんだ。
しばらくワイワイやってると、背後から田所さんがやって来て、
「オジサンは、明日には宇宙に戻らないといけないんだよ」
というようなことを言われた。
「なんで?どうして宇宙に戻るの?」とか聞きながら、俺たちは大興奮。
「オジサンの役目が終わったからだよ」
という感じの返事だったけど、もっと難しいことを言ってたような気もする。
その話より、当時の俺たちは不思議な空間に夢中だった。
すると、田所さんは透明な床から生えている、透き通ったタケノコみたいな棒のような物を指さした。
「これに乗って帰るんだよ」
すると、タケノコの先端からジィィィという鈍い音が聞こえてきた。
「こうやって、少しずつ帰って行くんだよ」
そんなニュアンスのことを言った田所さんは、何だかちょっと寂しそうだった。


669 :660:2013/01/25(金) 23:27:59.52 ID:kKDV8weN0
「この話は秘密だよ」
と口止めされて、俺たちは各自の家に戻った。
あの空間は一体なんだったのか。
そして、タケノコみたいなのから出たビームで、どうやって田所さんは宇宙に帰るのか。
明日、田所さんの所に行って、それを聞いてみよう。
そんなことを思いながら、眠りについた。

翌朝、学校に行って昨日の出来事を仲良し3人組で話しあって、「今日も田所さんの所に行こう!」ということになった。
学校が終わり、駆け足で田所さんの家に行くと、何やら騒然としている。
何事だろうかと家に近づくと、白いちょうちんが掛けられていた。
何となく家に入れる雰囲気ではなかったから、今日のところはここで解散。
家に戻って、田所さんが亡くなったことを聞かされた。

あれから20数年の時が流れ、俺は思う。
もしかしたら、田所さんは本当に宇宙に帰ったんじゃないか。
星空を見上げる度に、あの宇宙のどこかを旅しているかも知れない田所さんを想像する。
一体、田所さんは何者だったのだろう。
ただの、ちょっとオカシイおじさんだったのか。
それとも、何らかの理由で宇宙からやって来ていた旅行者だったのか。

嘘とか、記憶の改ざんだと思われても構わない。
俺も自分の記憶に眉唾なんだから。
ただ、仲良し3人組と居酒屋で盃を交わす度に、その話が話題に上る。
夜空は固く口を結んで、俺に事の真相を話してはくれない。

あと、田所さん、話しちゃったよ、ごめんちゃい。




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ナスカの地上絵は、宇宙船を地上に着陸させるための道標だったとか。
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イタリアで発見された壁画
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18世紀 アールト・デ・ヘルデル作「キリストの洗礼」
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イタリア、フィレンツエにあるヴェッキオ宮殿 
フィリッポ・リッヒ(1406-69)作 「聖母と聖ジョバンニーノ」

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サンタ・マリア・マジョーレ聖堂の建立
1430年 フローレンスのマゾリーノ・ダ・パニカーレ 国立カポディモンテ美術館蔵

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セルビアのデチャニ修道院のイエスの磔の絵
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1486年、カルロ・クリヴェッリ作「受胎告知」
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1852年に「南総里見八犬伝」で有名な滝沢馬琴がまとめた「兎園小説(とえんしょうせつ)」で「虚舟の蛮女(うつろふねのばんじょ)」として紹介された話↓

「享和3年(1803年)、常陸国(茨城県)のはらやどり浜の沖合に奇妙な船が漂着した。
土地の漁民たちは小舟をこぎだして、その船を浜辺まで引いてきた。
船は直径5.4m。上部はガラス張りで鉄板を張り合わせたような頑丈な造り。
内部には見慣れぬ装飾、壁には不思議な文字が刻まれていた。
船内には異様な風体の女がいて、髪は赤く、言葉は通じない。
女は60cm四方の箱を大事そうに抱えていた」

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※右はペルーで発見された長頭人間の頭蓋骨



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※関連過去記事 『再掲載・・・一般人の中に紛れる宇宙人?体験談5つ

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