空色ノート
ニコニコ日和改め、そらいろノートです。気まぐれ更新ですが、よろしくお願いします。 転載などご自由に!(ノ゚∀゚)ノドゥゾ

カルマを解消しないと・・・②

よくインチキ宗教の教祖とか占い師なんかが、「あんたの運が悪いのは前世の行いが悪いからだ!」とか「先祖の因縁だ!」みたいなことを言って、高価な壷やら石を買わせる話を聞きますが、そんなこともあって、前世や因縁って話を私たちは胡散臭い、怪しいって思っちゃうんでしょうね。
輪廻やカルマについて知ることって本当大事なことなのに。でも、だからこそ隠すんですよね。どうでもいいことばっかり学校で教えて、真実を知ることを妨害するんですよ(因数分解だの良い国作ろうだのって本当に必要?・・・てか因数分解って何だっけ??)。で、こういう話をする人間を胡散臭い奴ってバカにするように扇動するんですよ(インチキ宗教家や占い師ってもしかしたら爬虫類組織のエージェントかも知れないね!)。
嘘情報を真実と思い込み、真実情報を嘘と思い込む地球人たち。宇宙の友人達は、そんな毎度毎度騙されてばかりいる地球人たちを見て心配してくれている。何とか目覚めさせようと根気強く頑張ってくれている。そんな彼らの思いに私たちもいい加減目覚めて応えていかないといけませんね!


・・・で、以下は美輪明宏さんの本からの抜粋なのですが、正直、私自身は美輪さんがいつも言っている話の内容には同意しかねる部分が結構あります。ですが、このカルマに関する話は大変納得のいく話だったので、ご紹介しようと思いました。

美輪明宏著・『霊ナァンテコワクナイヨー』(PARCO出版)


解決すべきカルマ

 先ほど申し上げました解決すべきカルマといいますと思い出すことがあります。
 ある日、中年をちょっと過ぎた、上品な奥様と知り合いになりました。いろいろなお話の中で、その奥様が現在ご主人と折り合いがあまりよくなくて、何とかしてご主人と楽しく暮らせるための心を養おうと苦労なさっていることがわかりました。
 奥様の心の葛藤はたいへん厳しいものでした。奥様は何不自由のない娘時代を過ごし、結婚後もまた四海波静か(しかいなみしずか)という日々を送り、ご主人の留守の時はお手伝いさんと二人、茶道、料理、買い物、観劇の毎日を過ごしていました。子供もなくまったく気楽なものでした。世間知らずで、おっとりと育てられたために人を疑うことも知らず、苦しみも悲しみも知らず、それはのんびりとしたものでした。
 ところがある日、奥様のもとに大変なニュースが入りました。世の中にはよけいなおせっかいをやいたり、人を不幸にして喜ぶ傾向の人が結構いるもので、奥様に一大事を告げに来たのもそういう類の人でした。
 「ご主人が愛人をつくって、今その人の家にいます」と言うのです。仰天した奥様は地に足がつかない思いで走り、その家の座敷へ駆け上がって見ると、布団の中にご主人と見知らぬ女が寝ていました。女は奥様に向って罵詈雑言を浴びせかけました。奥様は何が何だかわからぬ暴れ方をしたあと、裸足のまま飛び出し、死のうと思って、多摩川の上流に沿ってふらふら歩いていたのです。
 いよいよ死のうと思って川面をのぞいた時、「奥さん・・・・・奥さん」と袂をつかむ人がいたのです。それは人懐っこい童顔の老女でした。その老女は奥様を引きとめ、自殺を諦めさせ、家まで送ってくれました。
 奥様の兄弟をはじめ、親類縁者が集まって協議した結果、養子にきた御主人が家を追い出されることになりました。奥様のその後の毎日は鬱々としたものでした。
 ある日件の老女が訪ねて来てくれました。そして奥様の陰々滅々たる日常生活のことを聞いて、それではならじと、その老女がお参りしているという、あるお寺へ奥様を連れて行きました。奥様も老女に細々と手ほどきを受け、幾年かを過ぎた頃、そのお寺にある行堂へ籠もりました。
 その何日目かの時、奥様が拝んでいると、いきなり身体が震えだし前世の因縁が出たのです。お坊さんが聞き役(精神科医の役目)をしてくれました。
 それによりますと、奥様の前世は男性で大名だったのです。禄高の低い小さな大名だったけれども、一応大名は大名でした。その大名には政略結婚で結ばれた奥様がいました。その奥方は大名の主筋に当たる方の娘でした。それが今世では、男女があべこべになって生まれ変わってきたのです。それにはちゃんとした理由があったのです。大名は主筋の姫君であるということが煙たくて、義理で初夜を過ごした後は、三年の間奥方の許へは足を運ばず、側室たちの所へばかり通っていたのです。側室たちは奥方を嘲笑いました。奥方は大名を怨みました。そしてある夜、城内の井戸へ身を投げて死んだのです。これが事件のあらましです。そしてその事件が<因縁・カルマ>ということになったのです。
 そしてその奥方の怨念が未解決のままであったので、今世にその問題解決が持ち越されたのです。その因果を今世で解決しなければ、また、来世に持ち越すことになるのです。

 事情を聞き取ったお坊さんが奥様に言いました。
 「貴女のご主人は、近いうちに必ずその女の人と別れます。ご主人は事業に失敗するでしょう。そうして落ちぶれてしまうので、金の切れ目が縁の切れ目ということになって、ご主人はその女の人から追い出されるでしょう。これは因縁ですからそうなっているのです。なぜなら、その因縁を解決するのが目的で、貴女は生まれてきたんですから。そのためには必ずご主人は帰ってくることになっています。ただし、それを貴女がじっと我慢して、受け入れられるかどうかが問題です。これは精神的にとても大変な修行です。しかしそれができなければいけないのです。今まで貴女が味わってきた屈辱感、口惜しさ、悲しさ、妬ましさは、そっくりそのままご主人が前世で味わった思いなのです。その思いを大名であった貴女に思い知らせるために今度の事件が起こったのです。昔から言われている、『思い知らさでおくべきか(今に思い知らせてやる)』というのはこのことなのです。どうです?貴女の今の辛さで、相手にどんな辛い思いをさせたかがよくわかったでしょう。さあどうなさいますか、ご主人を黙って迎えてあげられますか?それが貴女の今世での一番大事であり、また大変な修行科目なのです」と言われたのです。

 奥様は複雑な思いを抱いて帰宅しました。すると恐ろしいことに、本当にその後一週間を経た頃、ご主人が尾羽打ち枯らして(おはうちからして)やつれ果てた姿で帰ってきました。お坊さんが言った通りになったのです。奥様は、はらわたが煮えくり返る思いをじっと抑えて、ここが我慢のしどころだとご主人を家へ入れました。
 ご主人は手をついて謝りました。それを見た奥様は、『おや、この人は本当は謝らなくても済む人だったのではないか、前世でこの人はさんざん私のために苦しめられたのだから。それなのにこの人は何も知らずに、涙を流して私に頭を下げ両手をついている。可哀そうに、前世で辛い思いをしたあげく、この世でもまた辛い思いをしているなんて』と思ったのです。
 そうしたらば、何か胸の中でグラグラ煮えていたものがすーっと冷えてきて、何か憐れみのような気の毒のような気持ちに変わってきたのです。
 「貴方、手を上げてください」
 奥様はそう言うと続けて、
 「お風呂がちょうど沸いていますからどうぞ」と重ねました。
 ご主人は何がどうなったのか訳がわからない顔でいたそうです。
 さあ、その日から奥様の地獄がまた始まったのです。ご主人は今度は自分で事業をせず、よその会社へ勤め人として働き始めました。時間になれば真っすぐ帰宅し、模範的な夫でした。しかし奥様はまだ本当のところでは、ご主人に対しての憎悪と、あの時の口惜しさが連綿と尾を曳いているのです。そうすると、「南無妙法蓮華経」と一生懸命お題目を唱えながら胸を撫でるのです。するとまた、冷静さと優しさを取り戻すのです。『あっ、前世で三年間という長い間、こういう思いをこの人にさせていたのだ』と思い直すと気がおさまってくるのです。
 私があるパーティーでその方と知り合いになったのは、ちょうどその頃でした。兄弟をはじめ親戚たちも皆、「あんたはだらしがない。あんな思いをさせた男をまた家の中に引きずり込んで、あんたがそんな男好きだとは知らなかった。あの男を追い出さないうちは、私らはあんたとは縁を切るからねっ!」と絶交を言ってきたのです。
 事情をいくら説明しても、無信心な人たちにはそれが奥様のただの詭弁で、言い訳にしかとれないのです。奥様はしばらく悩んだ末、前世の解決の道が大事と思い、ご主人のほうをとったのです。
 それから15、6年経った今では、ご主人も奥様もすっかり仲の良い、本当に側から見ていても気持ちのいいほどの老夫婦になっていらっしゃいます。
 前世の因縁は見事今世で解決したのです。

 以上のように、このご夫婦の場合は罪障消滅、めでたく因縁を解決できたのですが、この他にもこのような話は山ほどあります。そして他の方々の中にもめでたく解決なさった方もいらっしゃれば、それができなくて落伍してしまった方もいらっしゃいます。その他、せっかく前世の因縁を解決できたのに、またまた、今世で別の因縁を作ってしまう呆れた人たちも結構大勢いらっしゃいます。凡夫の浅ましさにはほとほと嘆かわしくなる時があります。ある人は金銭面で、ある人は色情面でと、あちらこちらと罪障を作って歩いている人がこの世にはいっぱいいるのです。


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